自費リハビリとは
自費リハビリとは、医療保険や介護保険を使わずにリハビリテーション(以下、リハビリ)を行うことです。
リハビリは、理学療法士(Physical Therapist:PT)や作業療法士(Occupational Therapist:OT)、言語聴覚士(Speech Therapist:ST)により実施されることを指します。
病院で行うリハビリ
病院で行うリハビリでは、病院に通院しながら行う「外来リハビリ」と入院して行うリハビリがあります。
病院で行うリハビリの特徴としては、医療保険が使用できるため決められた割合の金額を負担すれば実施できることです。また病気の種類によって金額が変わってきます。
病院で行うリハビリでは、保険適応の期間が決まっている点が特徴です。
例えば脳卒中などの脳血管疾患では、脳卒中と診断された日から180日を超えると、医療保険を使用したリハビリが行えなくなります。
医療保険のリハビリが終了した場合は、介護保険へと移行します。
病院を退院した後のリハビリ
介護保険のリハビリとは、デイケアや訪問によるリハビリを指しています。
介護保険のリハビリは量・頻度ともに不足していると感じる人が多く、自費リハビリの現場では介護保険のリハビリでは、改善を実感できないとの声をよく耳にします。
なぜなら、医療保険と介護保険では、リハビリの目的が違ってくるからです。
入院中で行われる医療保険を使用したリハビリでは、医師の指示のもと、病院を退院して元の生活に戻ることを最優先にしたリハビリが行われます。
そのため、例えば手の麻痺が重度の場合は、麻痺の改善ではなく麻痺していない手で生活できる動作を獲得することを目指すこととなります。
また、介護保険を使用したリハビリでは、医師の指示のもと、現在の生活動作を維持していくことを目的に、これ以上介護度が上がらないことを目的にリハビリが行われることとなります。
そのため、積極的に改善を目指したリハビリが行なえず、マンツーマンで麻痺の改善を目指す機会は激減してしまいます。
これは、脳卒中の後遺症においては大きな問題です。
では、介護保険に移行した後では改善を目指すリハビリは行えないのでしょうか。
自費リハビリという選択肢
現在では、保険を使用しない自費という選択肢があります。
しかし、脳卒中の後遺症は介護保険に移行した方でも満足いく改善ができない方がとても多いという現状があります。
自費リハビリが浸透する前は、病院のようなマンツーマンでのリハビリができる環境がなかったため、生活期においては介護保険でのリハビリに頼らずを得ませんでした。
エスペルトのリハビリ
自費リハビリの金額は、提供するリハビリの質やサービス内容の違いから、低価格から高額まで幅広くなっていきています。
多くの施設では1回目は無料で体験できるので、いろいろな施設のリハビリを体験し、自分に合ったリハビリを探すのが大切です。
エスペルトでは、約10年の自費リハビリの経験を活かし、目標を達成するためのプログラムをパーソナルに作成し実施します。
また、リハビリの効果を最大化するための自主トレーニングもお出ししています。
気になる方は、お気軽にお問い合わせください。